看護研究Ⅰ担当教員教授祖父江育子教授内藤直子授業協力者香川大学図書館医学部分館授業概要研究実践に必要な基礎的素養を育成し、研究が科学の進展に果たす役割について理解する。臨床での課題を解決するため、既存の知識を探索し活用できる能力を養うとともに、evidencebasednursingの価値を理解する。研究過程を学びつつ自ら研究を実践することで、研究に関する基礎的知識と基本的な技術を修得し、研究課題に取り組む意欲を涵養する。一般目標研究実践における科学的原則の遵守と倫理的配慮の重要性を理解する。研究の基本的なプロセスについて学ぶ。文献検索・文献検討を通して、Evidencebasednursingの実践力を養う。４．研究課題を解決するために必要な研究方法の立案・実践能力とデータ分析能力を育成する。５．研究成果を既存の知識のなかに位置づけ、知識体系の成り立ちを理解する。６．研究成果をプレゼンテーションする能力を養う。行動目標研究の重要性について説明できる。２．研究の動機から目的・仮説にいたる研究過程に必要な研究技法を習得できる。２．研究における倫理的配慮の重要性と内容について説明できる。３．研究計画書を作成できる。４．適切な方法でデータを収集し、分析できる。５．研究成果を既存の知識との関連で説明できる。７．グループで研究ができ、成果をプレゼンテーションできる。授業内容３年次前期・必修２単位（30時間）大項目回項目内容担当者看護研究の概要1研究の価値研究における新奇性や利得の価値祖父江2研究の枠組み帰納法、演繹法、質的研究、量的研究祖父江3文献検索法医学・看護学データベースによる文献検索香川大学図書医学部分館4文献検討知識の整理、問題の発見、目的・仮説の設定祖父江5研究の倫理研究における倫理的配慮、質的研究の特徴内藤6質的研究質的研究の適用範囲、研究方法、質的量的研究の信頼性・妥当性の差異内藤看護研究のプロセス7統計と確率統計ソフトを用いた記述統計の算出法、確率祖父江8χ2検定χ2検定を用いる測定尺度、統計ソフトを用いた解析祖父江9ｔ検定研究方法の立案ｔ検定を用いる測定尺度、統計ソフトを用いた解析測定内容と測定尺度、調査用紙の作成祖父江10研究計画書の作成研究計画書の作成祖父江11データ分析データの入力と解析祖父江12図表の作成EXCELを用いた図表の作成祖父江13研究のまとめかたプレゼンテーション技法考察の作成PowerPointを用いたプレゼンテーション技法祖父江14発表研究成果をプレゼンテーションする祖父江15発表研究成果をプレゼンテーションする祖父江学習方法；講義、自己学習、グループ学習、プレゼンテーション評価方法；プレゼンテーション、出席状況、態度、取り組み方等により評価する。教科書及び参考文献必携：１．Holloway＆Wheeler、野口美和子監訳：ナ－スのための質的研究入門、第2版、医学書院、2006参考：１．Hully,SBetal.、木原雅子他訳：医学的研究のデザイン、メディカル・サイエンス・インターナショナル、第2版、2004２．PolitDFetal.、近藤潤子監訳：看護研究原理と方法、医学書院、1994３．ByrneD.etal.、木原正博他訳：国際誌にアクセプトされる医学論文、メディカル・サイエンス・インターナショナル、2000４．APA(アメリカ心理学会)、江藤浩之他訳：APA論文作成マニュアル、医学書院、2004５．草間悟：勉強・研究・発表の技法、南江堂、1996６．川村佐和子：現場発想の看護研究、日本看護協会出版会、1994オフィスアワー随時